コンクリートマイク(壁マイク)で隣の部屋を盗聴するときに気をつけたい壁の構造
コンクリートマイク(壁マイク)で盗聴を行うときに気になる「どんな壁でもコンクリートマイクで盗聴できるの?」を詳しく解説するので、是非参考にしてください。
壁の構造に強く影響を受けるコンクリートマイク。どのような構造の壁がNGなのか、どのような構造の壁が適しているのかを分かりやすくご説明します。
結論から言うと、密度が高い物質が最も適しています。
つまり、コンクリート、鉄、ガラスなど密度が高い箇所であれば、コンクリートマイクを使う環境として最適です。逆に中身がスカスカしている壁にコンクリートマイクを当てて聞いてみても、上手く音を拾えなかったりします。
音の伝わる原理
音は、音波(おんぱ)という波で伝わり、
- 固体
- 液体
- 気体
密度が高いほど音を伝えやすい特性をもっています。線路に耳を当てると、遠くで電車が走っている音が聞こえてくる原理と同じです。
マイクを当てる箇所の密度さえ高ければ、「壁がこんなに分厚いけど聞こえるの?」といった環境でも、問題なくコンクリートマイクを使うことができます。
音を伝えやすいもの
- コンクリート
- 金属類
- ガラス
- 木(梁や柱)
マンションやビルに最適
密度の低い壁は、音を伝えることができず、結果的に盗聴ができないということになりかねません。
マンションやビルなどの建物は、鉄筋コンクリートで建築されている場合が多いため、コンクリートマイクで盗聴するときの環境としては最適。
壁だけではないコンクリートマイク
コンクリートマイクは、「密度」さえ高ければ「壁」にこだわる必要はありません。
もし、「壁」にマイクを当ててみて音を拾えない場合は、下記の箇所を試してみるといいでしょう。
- 天井
- 床
- ガス管
- 水道管
- 空調の配管
- 窓 (一戸建て場合)
など、上記以外にも密度が高ければ音を拾える可能性があるので、他の箇所もいろいろ試してみると意外なところから聞こえるかも。
まとめ
一言で「壁」とは言っても、壁の構造によって盗聴できない…。
コンクリートマイクを使う目線で見てみると結構ややこしいですね。
上記にもあるように、コンクリートマイクで音を拾えるのは「壁」だけではないので、「壁」から聞こえてこないのであれば、他の箇所を念入りに探してみてください。